実施中の研究
SMASH-BC
ステロイドマウスウォッシュによる乳癌化学療法誘因性の口腔粘膜炎予防を検討する第Ⅲ相ランダム化比較試験
周術期の乳癌化学療法において、ステロイドマウスウォッシュが口腔粘膜炎を予防できるかを検証するランダム化比較試験です。
※研究の詳細については別途、参加施設の皆様にご案内しております。
研究代表者:久芳さやか
HERMES study
HER2陽性ER陰性乳癌における 非手術療法の有用性を評価する前向き研究
遺伝子検査により、HER2陽性ER陰性乳癌に対して非手術療法(薬物療法と放射線療法のみの治療)を標準治療にするための医師主導治験です。
研究代表者:向井博文
MAJIC trial
人工知能がヒトのマンモグラフィ読影に与える影響を検証する読影試験
※登録は2023年1月に終了しました。
われわれは先行研究のDLADSにて、日本人女性のマンモグラフィを用いたコンピューター自動診断システム(AI-CAD)システムを開発いたしました。このMAJIC trial (MAmmography screening for Japanese women using artificial Intelligence-randomized Crossover trial)では、このAI-CADシステムが、ヒトのマンモグラフィの読影能を向上させるか検証する目的で研究を行っています。研究代表者:廣利 浩一
PRO-DUCE 試験
切除不能または再発乳がんにおけるT-DXd治療期間中のePROモニタリングの有用性を検討するランダム化比較試験
※登録は2023年1月16日に終了しました。
ePROを用いて、T-DXd(トラスツズマブ デルクステカン/エンハーツ注)治療期間中の患者QoLにもたらす影響を調査する研究です。研究代表者:三階 貴史
転移・再発乳がんに対する一次治療としてのS-1単剤投与におけるS-1用量算出式BBT式の臨床的有用性の評価
私たちが構築した「腎機能と体表面積に基づくS-1の用量算出式(BBT式)」の臨床的有用性について、SELECT BC試験およびSELECT BC-CONFIRM試験のS-1単剤投与群のデータセットを用いて評価する研究です。
研究代表者:今村 知世
PASSION trial
HER2陽性HR陰性乳癌における遺伝子HSD17B4高メチル化の有用性評価試験
※登録は2020年10月31日に終了しました。